‘— 2018年10月23日更新:SBIホールディングスの決算説明会の情報追記 —‘
こんにちは、仮想通貨のXRP全力投資中のちびくじらです。
仮想通貨に投資をしている人の中で、
SBIバーチャルカレンシーズの利用でリスクはあるの?
という方がいらっしゃるかと思います。
そこで、こちらのページでは、
▶SBIバーチャルカレンシーズで外部送金ができない悪仕様とリスク
について、コインチェックで100万円購入した仮想通貨を閉じ込められた管理人が情報をまとめました。今後、SBIバーチャルカレンシーズの利用を検討している方は参考にしてみてください。初心者の方でも分かりやすく説明をしています。
*SBIバーチャルカレンシーズの評判・口コミなどの詳しい説明については、次のページを参考にしてみてください。
*SBIバーチャルカレンシーズではハッキングのリスクがあるので、ハードウェアウォレットに分散保管ができる、bitbankの利用をオススメします!*今なら取引手数料無料キャンペーン中!
*bitbankの仮想通貨取引量は国内No.1(*2018年9月21日 CoinMarketCap調べ)
- SBIバーチャルカレンシーズ(SBI VC)で外部送金できない仕様とリスクについて(結論)
- SBIバーチャルカレンシーズで外部送金ができない仕様について
- SBI VCの外部送金不可というリスク
- ハッキングの損失はSBIグループ全体で補償をしないという回答
- SBIバーチャルカレンシーズを株式・FXユーザーを取り込めるのか?
- SBIバーチャルカレンシーズ(SBI VC)で外部送金できない悪仕様とリスクについて
SBIバーチャルカレンシーズ(SBI VC)で外部送金できない仕様とリスクについて(結論)
‘–7/31 追記–‘
2019年3月期第1四半期SBIホールディングス株式会社の決算説明会が7/31に開催されました。この中で、
- 今後取引所のセキュリティー対策を行い、「外部からの入金」・「外部への送金」に対応していく
と明言されていますので、これから説明をする内容は改善予定ということで読んでいただければと思います。
*参考
‘–
2018年10月1日現在、SBI VCは、
- 他の仮想通貨取引所 / ウォレットへ外部送金できない
という悪仕様です。こちらについてお問い合わせで電話で確認をしたところ、
SBIバーチャルカレンシーズがハッキングに遭った場合、「SBIグループが補償をすることは明言できない。」と説明がありました。そのため仮想通貨の資産が返還されないリスクがあるので利用をする人は注意をしてください。
それでは、外部送金できないリスクについて詳しく説明をします。
SBIバーチャルカレンシーズで外部送金ができない仕様について
まず、SBIバーチャルカレンシーズでは外部送金ができない仕様です。
これは次の3つの意図があります。
- SBI VCで仮想通貨の売買をしてもらい手数料収入を得ること
- 売却手数料の良い他の仮想通貨取引所を利用させないこと
- 住信SBIネット銀行に最終的に仮想通貨の売買利益を移すこと ★重要
SBI VCで仮想通貨の売買をしてもらい手数料収入を得るため
SBI VCで購入した仮想通貨はSBI VCでしか売却することができません。これは、手数料収入を得るためです。
*SBI VCの手数料について考えるうえで、グループ会社のSBI FXトレードのスプレッドについて注目してみます。手数料は業界最安の0.27銭という点を売りにして口座数を増やしてきているため、将来的にSBI VCの手数料は業界最安になると期待しています。
売却手数料の良い他の仮想通貨取引所を利用させないこと
ユーザーは、仮想通貨を売却するときは手数料が有利な取引所を利用した方が良いです。例えば、bitbankは取引手数料が無料なのでオトクです。
仮に、100万円のXRPを購入していたとすると、bitbankでXRPを売却して日本円にしたほうが手数料を払わなくて良いため、お金が増えます。
外部送金をさせないことで、SBI VCをメインで使ってもらえるようになります。
住信SBIネット銀行に仮想通貨の売却利益を移すこと
SBI VCの利用者は最終的な利益は住信SBIネット銀行に送金をする必要があります。ユーザーが仮想通貨で儲けた利益は、住信SBIネット銀行というグループ会社の預け入れ資産の中に行くわけです。
このSBI VC(グループ)の利益を最大化させたいという背景があるため、外部送金ができないという仕組みになっています。
SBI VCの外部送金不可というリスク
外部送金不可というルールは、SBIグループのシナジー性を効率化したためにあるのですが、この仕組みを作ったがために信じられないリスクがユーザーが背負うわけです。それは、
- ユーザーがSBI VCのハッキングリスクに対処できないこと
です。この点は驚きます。というのも管理人は1月24日に起こったNEMハッキング事件の被害者だからです。当時の事件を思い出すと「100万円分の仮想通貨はもう戻ってこないんだな…」と諦めましたよ。
そのあとに、
- 仮想通貨はハードウェアウォレットをメインに保管しないといけない。リスク管理を徹底しないといけない!
と胸に刻みこみました。
だからこそ、ハードウェアウォレットを利用したリスク管理は大事ですし、それができないSBI VCに違和感を感じるわけです。ハードウェアウォレットで普段から管理をしている人はハッキリ言うと使わないですよね。
ハッキングの損失はSBIグループ全体で補償をしないという回答
「SBIグループだからグループ内でハッキングの損失を補填するから安心でしょ?」と思っている人がいるかもしれませんが、サポートデスクに質問をしてみたいところ、
- SBIグループが体制を補償するということは明言できない。SBIバーチャルカレンシーズ内で処理を進める
という回答でしたので紹介をしておきます。実際にハッキングが起こったらSBIグループ内で対処しない(できない)こともあるのでSBI VCの利用は注意が必要です。
SBIバーチャルカレンシーズを株式・FXユーザーを取り込めるのか?
*引用:2018年3月期SBIホールディングス株式会社決算説明会
SBIバーチャルカレンシーズでは、
- 住信SBIネット銀行
- SBIネット証券
- SBI FXトレード
のSBIグループ会社からの送客を予定しています。ここでのポイントは既存のユーザーが、このSBI VCの外部送金ができないリスクに気づくかどうかですが、
- ハードウェアウォレットの管理がめんどくさい
- SBIグループだから安全でしょ!
という考えで利用する人が多いと想定しています。
SBI VCをどう利用するという選択は、リスク管理という点で大きな差が出るポイントです。少なくとも、仮想通貨に真剣に向き合っている人は、ハードウェアウォレットを利用したり、取引所を分散したりしています。仮にSBI VCを利用するとしても、メインの取引所として利用できないです。
*XRPを大量に保有している管理人の立場では、Ripple社の株価を20%保有するSBIグループのSBI VCを褒め称えてユーザー数を増やす方が良いというのもありますが、ユーザー目線ではやっぱり使いにくいんですよね。
SBIバーチャルカレンシーズ(SBI VC)で外部送金できない悪仕様とリスクについて
以上まとめると、SBIバーチャルカレンシーズの外部送金ができない背景は、
- SBI VCで仮想通貨の売買をしてもらい手数料収入を得ること
- 売却手数料の良い他の仮想通貨取引所を利用させないこと
- 住信SBIネット銀行に最終的に仮想通貨の売買利益を移すこと ★重要
があり、そのリスクは
- ユーザーがSBI VCのハッキングリスクに対処できないこと
にあります。
SBIバーチャルカレンシーズを利用する人は、複数の取引所を利用して仮想通貨の分散購入をしておくことをオススメします。
*SBIバーチャルカレンシーズの評判・口コミなどの詳しい説明については、次のページを参考にしてみてください。
*SBIバーチャルカレンシーズではハッキングのリスクがあるので、ハードウェアウォレットに分散保管ができる、bitbankの利用をオススメします!*今なら取引手数料無料キャンペーン中!
*bitbankの仮想通貨取引量は国内No.1(*2018年9月21日 CoinMarketCap調べ)