*キングダムより
キングダム533話は休載。非常に残念。
このブログでは、今後、キングダムの考察記事を取り上げていきたいと思う。
理由は、キングダムを読むことで戦略的に物事を考えられるようになる手助けになるからだ。早速、532話までの復習と533話の展開予想をしたいと思う。
キングダム532話までの復習
秦軍は李牧を軍師だと思っていたが、
まさかの李牧がワープで王翦の片腕である将軍麻鉱を暗殺した。
この展開はすべての読者を裏切った形だ。
賛否両論あるが、李牧が一気にワープして将軍麻鉱を殺したのは、
オセロでいう、4隅の1つをとって、一気に局面をひっくり返した形だ。
将軍麻鉱を失った左軍は、士気を取り戻した趙軍から壊滅的なダメージを負い、
現状、蒙恬しか戦える将軍はいない局面となってしまった。
この状況の中に、信は合流し、蒙恬は今から信と供に立て直しを図るという所で、532話は終わりとなった。
これは、よくある漫画の展開で、敵を順調に倒していってたら、
実はそれは罠で、逆に大きな窮地に陥ってしまうことがある。
その窮地を信の成長で打開していくところが面白い。
キングダム533話の展開予想
左軍の状況
信と蒙恬がどうやって、左軍を立て直すかにかかっている。
左軍が負けると、連合軍自体が終わってしまう。
今後の状況であれば、信が紀彗、蒙恬と羌瘣が馬呈と戦うことを予想。
史実によると、王翦の幹部として羌瘣が活躍すると書かれているため、
この戦で羌瘣は、敵将軍を1人討ちとると予想している。
李牧の動き
一旦、左軍へ奇襲をかけた総大将の李牧は一旦、中央軍に戻ると予想。
また、頃合いを見て、左軍、中央軍、右軍へ増援するだろう。
王翦の動き
李牧が、「これまで私が動くことを想定できていなかった人に負けたことがない」と言っていたが、王翦は李牧の急襲という事態を想定していたのではないかと思う。
理由は単純で、王翦はキングダムの中で最強だからだ。
また、これまで、キングダムでは王翦の武力に関する描写が一切ないので、
左軍が壊滅することを想定して、王翦自らが増援に行く可能性もあり得る。
何れにしても、想定の範囲内と考えた戦術をとってくるのだと想像している。