キングダム535話のネタバレ考察

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*キングダムより 

 
早速、534話までの復習と535話の展開予想をしていきます。

 

キングダム534話までの流れ

秦軍は李牧を軍師だと思っていたが、
まさかの李牧がワープで王翦の片腕である将軍麻鉱を暗殺した。

麻鉱という絶対的な指揮官をなくした左軍は統率が取れなくなった。
紀彗軍はその混乱している左軍を攻撃した。そうして兵力が激減してしまっているという不利な状況で、信は合流し、蒙恬は今から信と供に立て直しを図る流れとなった。

立て直しを図る蒙恬は、「麻鉱はまだ生きている」と麻鉱軍に嘘の情報を流し、
麻鉱軍の士気を大幅に上昇させることに成功する。特に、麻鉱が苦しいときに全軍に声をかけていた言葉。それは、「立って 戦え」この言葉は麻鉱がまだ生きていることを裏付けさせる言葉は劇的な効果をあげることになる

 

 

キングダム534話の展開

まず、大きく以下の6つの場面で534話は話は進む。

  • 麻鉱軍の復活
  • 馬呈が右拠点の飛信隊へ攻撃
  • 左側へ本陣移動
  • 紀彗の出撃
  • 李牧の作戦失敗
  • 左側本陣の激突
麻鉱軍の復活

 

 

534話の初めは、蒙恬の機転の効いた会心の言葉「立って 戦え」で、
麻鉱軍の士気が大幅に上昇したシーンがある。やはり、蒙恬は将軍級といえる。

また、用心深い蒙恬は、今はただ最低限の準備ができただけだということで、
まだまだ劣勢な立場にいることを認識している。

 

 

 

 

馬呈が右拠点の飛信隊へ攻撃

 

次に、本陣前にいる馬呈軍の動きが、ポイントとなる。
馬呈軍が左側を攻めるか、右側を攻めるかによって状況が一変するからだ。
だが、これも知将蒙恬の読み通り、劉冬を羌瘣に討ち取られた因縁もあり、
右側を攻めることになる。

だが、蒙恬の意図をわかっている羌瘣は、真っ向勝負に対抗しようとする信に、
死守じゃない」と諭し、飛信隊は馬呈軍の攻撃をかわしていくように動く。

 

 

 

また、ここでは、馬呈は知将蒙恬が本陣にいることを認識できていない場面が印象的で、蒙恬の読み通りの展開となっている。

 

左側へ本陣移動

馬呈軍を右拠点にずらした蒙恬は、左拠点を本陣拠点にするように作戦をたてる。
そして、蒙恬は左側に伏兵として残していた、楽華隊騎馬3,000騎を左側に増援し、
中央本陣を、左軍に移動させることになる。

この持てる力全てを出し尽くすというのは、精鋭の楽華隊の騎馬隊と、自身も戦うことを指している。また、右拠点は、はじめから囮として機能させることを計画していた描写も印象的だ。

 

 

紀彗の出撃

 

この左拠点の動きに気づいた紀彗は、紀彗自らが、左拠点を潰しにいくことになる。
李牧の命がけの奇襲の意図は、初日に左軍の殲滅であったと考えられる。
その作戦が失敗してしまうことを恐れた紀彗の焦りがあらわれた場面だ。

 

李牧の作戦失敗

 

紀彗の出撃後、すぐに李牧のシーンへと変わる。
李牧が二日目の戦略を練っているところに、伝者が現れ、予想外の出来事が起こったと伝える。そのときの、李牧の深刻な顔は印象的だ。「何が一体起きたんだ?」と言わんばかりの迫力のある顔だ。そして左軍の場面へと変わる。

 

 

 

 

左側本陣の激突

場面代わり、紀彗と馬呈との攻防を繰り広げた左軍。
紀彗軍はアホみてェにしつこかった」という信の言葉から、
最後まで作戦の実行をしようとしていた紀彗の李牧への忠誠心の表れが見て取れる。

また、534話のラストに「お前が思ってた以上に麻鉱軍残ったぞ」とかけた言葉は、
蒙恬は最悪を想定して動く知将なのだと感じさせる非常に印象的な言葉だ。
そして、激闘の初日が終わるところで、534話は終了する。

 

 

キングダム534話の感想

この回も、やはり蒙恬無双モードが継続している。
すべて、蒙恬の読み通りの展開でことが進んでいた印象だ。

それに加え、趙は左軍が復活できた理由をまだ理解できていないことは、
大きなインパクトを与えているはずだ。李牧からすると理解できなくて怖いはず。

 

また、最後の予想よりも麻鉱軍が残ったというのは、2つの理由が考えられる

  • 1つ目は、蒙恬が最悪のケースを想定して動く癖のある知将であること
  • 2つ目は、蒙恬の士気を上昇した策が予想以上に功を奏したこと

 この、どちらかの描写が今後出てくると思う。

 

 

 

キングダム535話の展開予想

左軍の状況

 


534話では、麻鉱軍が想像以上に残ったという描写で終わった。
初日を終え、2日目はどう動くのかは、王翦との作戦会議があるものと想像できる。

李牧の動き

 

534話では、左軍へ奇襲をかけた総大将の李牧は、左軍はほぼ全滅している状況で作戦を練っていた。再度、作戦を、2日目に備えてくるはずだ。

王翦の動き

李牧が、「これまで私が動くことを想定できていなかった人に負けたことがない」と言っていたが、王翦は李牧の急襲という事態を想定していたのではないかと思う。今回の左軍の状況に関しての発言と、2日目の動きについての作戦が伝えられるはずだ。また、右軍の亜光と王賁の動きも次回で出てくるはずだ。535話は非常に楽しみだ。

 

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