ヨーロッパへ移住する前に、Airbnbで斬新すぎるゲストハウスに泊まり、そのゲストハウスがくらうどファンディングをもとに作られたのでその内容をシェアしたいと思う。この話を聞くと、よりクラウドファンディングの可能性(ポテンシャル)を感じることができるはずだ。
Airbnbを使う経緯
福岡の実家に外国人の妻が帰ってきて、移住前に海外転出届を市役所に出したり、永住権の手続きを入国管理局でしないといけなかった。その間実家に滞在することを検討していたが、いかんせん家が汚くて恥ずかしいので、別に滞在する場所を準備する必要があった。そこでビジネスホテルかAirbnbをするかで悩んでいたのだが、どうやらAirbnbは招待コード(*)を使うと5泊×2人で11,000円まで費用を抑えられることがわかった。というわけで、近くにあるLITTLE OKAWOODという大川に2017年6月ごろにできた1Fがコワーキングスペースで、2F、3Fがゲストハウスになっている部屋の1つを予約することにした。
*こちらから初回登録すると、3,500円OFFになります。*8,000円以上の宿泊が対象
▶︎LITTLE OKAWOODさん
Airbnbを使ってみて
今回泊まったお部屋はリフォーム後なので、新築の匂いや、お布団も新しく清潔感もあり快適に過ごすことができた。また共有のキッチンはワイングラスが飾られていておしゃれな雰囲気がした。
泊まったゲストハウスの写真
▶︎共同スペースのおしゃれな扇風機
▶︎泊まった部屋
▶︎階段
クラウドファンディングで200万円を集めて作ったゲストハウス
泊まっているときにオーナーの完山さんとゲストハウスのことを調べていたら、自分が泊まったゲストハウスは、クラウドファンディングで200万円を集めていたプロジェクトで、大川にコワーキングスペースとゲストハウスを作って街おこしをしたいという想いが詰まった場所であったことがわかった。その話を読むと、胸がこみ上げてくることがあった。
というのも、大川という場所について元経営コンサルの父親が語っていたのが、
「大川は家具の生産で日本一やけど、大川市全体の売上は最盛期の1,500億円から100億円に激減しとる。廃業した人、自殺した人もたくさんいるし、今は貧乏な街とばい」と。実際、8年前に市内に2つあったマルハンの店舗は1つがなくなり人が少なくなっているようだった。
そんな中で、街を良くしていきたいというオーナーの心意気は感動したし、社会に貢献できる事業を支援するのがクラウドファンディングのあるべき姿なんだなと改めて感じた。
▶︎LITTLE OKAWOODさんのクラウドファンディングのプロジェクト
他のクラウドファンディングをみると、
テレビ東京のWBSのトレたまで取り上げられていたプロジェクトもあった。
▶︎追跡タグ MAMORIO
こういったベンチャー気質の方が大川市で事業をされて、呼応するかのように、大川の家具会社FIELを経営している若い社長とコラボでものづくりをしていて熱い。
▶︎ FIELさんが製作したLITTLE OKAWOODのコワーキングスペースの机
キングコング西野さんのクラウドファンディングの講演会について
オーナーの完山さんが近々実施するプロジェクトがとても面白いのでシェアしたい。2017年10月4日にお笑い芸人キングコングの西野さんが新しく「革命のファンファーレ」というクラウドファンディングに関する本を出版される。それに合わせて、完山さんがどうしてもこれからの流れを聞きたいということで、西野さんの講演会を大川市で開催できるようクラウドファンディングで出資している。ちびくじらはヨーロッパにいるので参加できないが、この界隈は一つのトレンドなので参加したかった講演会だ。非常に面白い試みだと思う。
まとめ
当初、単純にAirbnbで泊まろうと思っていたが、ここまでクラウドファンディングの可能性やトレンドを追うことになるとは不思議なものだなと。西野さんの語るクラウドファンディングやお金の動きについて今後追っていきたいと思う。