こんにちは、ちびくじらです。
2018年3月8日に、GMOコインに対して業務改善命令・行政処分の内容が公表されました。
そこで、このページでは、
▶GMOコインの業務改善命令・行政処分の内容
▶GMOコインが指摘されたFXの問題点
について、GMOコインに、10,000XRPを預けている管理人がわかりやすく説明をしていきたいと思います。
*GMOコインは、東証一部上場企業のグループ会社が運営しているため安全です!
GMOコインの業務改善命令・行政処分
まず、3月8日に関東財務局で公表された処分内容について確認しましょう。
- GMOコイン株式会社(本店:東京都渋谷区、法人番号7011001113188、仮想通貨交換業者)(以下、「当社」という。)に対し、平成30年2月1日(木)、資金決済に関する法律第63 条の15 第1項の規定に基づき、システムリスク管理態勢に関する報告徴求命令を発出し、2月13日(火)、金融庁において立入検査に着手した。
- 資金決済に関する法律第63条の15第1項に基づく報告及び立入検査により当社の業務運営状況を確認したところ、仮想通貨交換業の業容が急激に拡大する中、システム障害事案が頻発しており、根本原因分析は不十分であり、適切な再発防止策が講じられていないことが確認されたことから、本日、以下の内容の業務改善命令を発出した。
適正かつ確実な業務運営を確保するための以下の対応(1) 業容の拡大等実態に応じた実効性あるシステムリスク管理態勢の構築(2) 上記(1)に関する業務改善計画を、平成30年3月22日までに書面で提出(3) 上記(2)の業務改善計画の実施完了までの間、1ヶ月毎の進捗・実施状況を翌月10日までに書面で報告
このように、GMOコインはユーザーが急激に拡大していく中で、システム障害の事案が頻発しているということですが、その対策を取ってきていなかったということで、業務改善命令がされました。
Twitterでの評判
この、GMOコインの取引はビットコインFXが中心なので、FXに関するその口コミをTwitterで確認したいと思います。
2月6日午前2時台に起きたGMO強制ロスカットの件メール来てました。
私も納得いかないので対応次第で控訴予定です。#GMOコイン #仮想通貨— リデラー (@bueirider) 2018年2月21日
GMOコインで本日2回目の意味不明な強制ロスカット
チャットで問い合わせたが、綺麗なテンプレート回答
「調査します」たぶん、25倍からの移行時証拠金維持レベルの計算が
拘束証拠金+取引余力で維持率を計算するところを
「取引余力」が抜けているんだと思う。ロールバックすれば分かるに。
— ミスターストップ安 (@mrstoplow) 2018年2月9日
GMOコインの強制ロスカットはリアルタイムじゃなくて機械が巡回した時に下回ってた場合のみ適応とのこと。何万人もいるからリアルタイムは無理らしい、、、画像はそこまで乱高下してない時のもの。 pic.twitter.com/POeStEpHee
— さゆっぷる@XRP推し (@sayupa10) 2017年12月8日
こちらのように、FXを強制的にロスカットをしていたという事例が、Twitter上では頻発していることがわかります。
GMOコインが実施したFXの強制ロスカットの問題点
GMOコインの問題点ですが、おそらく、システムの不具合で強制ロスカットをしてしまい、顧客側に大きな損失を与えてしまったのだと思います。また顧客側からの質問に対して、回答が適当な状態が続いていたのだと想像できます。
また、ないと思いますが、人為的に強制ロスカットを行っていたらと思うと怖いですよね。コインチェックのNEMハッキング事件とあわせて、この状況に金融庁が今回対応をしたものと考えられます。
管理人自身は、現物のデイトレードをしていますがFXはリスクがあるのでやってないのですね。というのも、やっぱりこういった取引所の問題点は大きなリスクだと考えています。ルールの中でやっていても、予想外の出来事が起こる、それが仮想通貨のFXなんですよね!
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GMOコインのサーバー停止の不具合について
GMOコインはFXの会社が運営していますので、サーバー停止の不具合についてはあまり話題になりませんね。ちなみに、サーバー停止の不具合は、bitFlyer(ビットフライヤー)とZaif(ザイフ)がよく話題になります。
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GMOコインの問題点が頻発する理由(エンジニアの見解)
管理人はメーカー系のシステムエンジニアとして、謝罪文を何度も顧客に提出するという状況を見てきました。時間をかければユーザーサポートを充実させたり、FXの強制ロスカットといったサービスの不具合を減らすことはできます。
ですが、GMOコインはDMM Bitcoinのようなライバルがいるため、顧客を1人でも多く獲得しなければいけない状況で、急拡大が必要なわけです。そのため、見切り発車で顧客獲得を進めてきたのは、ある意味コインチェックのような事態が引き起こされるリスクがありました。
そこの問題点を指摘したのが、今回の業務改善命令ということです。今回の件で、GMOコインはよりサービスが充実していくことが期待できます。
管理人がGMOコインにXRPを預ける理由
正直、FXについては、問題点がたくさんありますが現物取仮想通貨の保管については、コールドウォレットで顧客資産を管理しているので、リスクは少ないと考えています。特に、東証一部の上場企業グループが運営という点は非常に安心できる点だと考えています。
エンジニアの倫理感としては、どこの会社も正直クソだと思いますので消去法で選んでいるような状況なのだと思いますね。今後、取引所が改善されていくことを望みます。
**GMOコインは、東証一部上場企業のグループ会社が運営しているため安全です!
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参考:関東財務局 GMOコイン株式会社に対する行政処分についてhttp://kantou.mof.go.jp/rizai/pagekthp0130000001_00016.html