*キングダムより
やっとキングダム533話の休載が明けましたね。
早速、533話までの復習と534話の展開予想をしていきます。
キングダム533話までの流れ
秦軍は李牧を軍師だと思っていたが、
まさかの李牧がワープで王翦の片腕である将軍麻鉱を暗殺した。
麻鉱という絶対的な指揮官をなくした左軍は統率が取れなくなり混乱している中を紀彗軍が叩き、兵力が激減してしまっているという状況で、信は合流し、蒙恬は今から信と供に立て直しを図る流れとなった。
キングダム533話の展開
まず、大きく以下の4つの場面で533話は話は進む。
- 蒙恬が麻鉱軍丁陽からの状況確認
- 蒙恬の作戦 麻鉱軍の士気回復
- 蒙恬の作戦 左軍の拠点確保
- 蒙恬の作戦 麻鉱軍の士気上昇
蒙恬が麻鉱軍丁陽からの状況確認
533話の初めは、左軍がズタボロになっている描写が書かれている。
その中に蒙恬が入り、麻鉱軍の指揮をしているのは、丁陽と高順ということを聞く。
丁陽から現在の戦況を確認していき作戦を考えることになるが、
ここで丁陽が「作戦参謀がやられたから仕方がない」と泣き言を言った。
その時に蒙恬が喝を入れる姿はすっかり将軍の姿だと言えるだろう。
また、このとき河了貂はすっかり諦めモードなので、仕事しろよと思う。
蒙恬の作戦 麻鉱軍の士気回復
蒙恬は麻鉱軍の特徴として、王翦軍の中で突出した攻撃力を誇り、その攻撃力は練兵されてきた個の力によって生まれていることを的確に理解していた。そして、麻鉱軍の個の力を蘇らせる方法を蒙恬は思いつく。それは、”麻鉱軍は生きている“と士気が下がっている麻鉱軍に伝えること。
実際にこの作戦を実行して、この言葉を信じた麻鉱軍は個の力を取り戻して応戦していく。
現状、左軍には拠点と言えるものがない状況であった。その苦境の中、蒙恬は戦況を聞き、相手の拠点で弱い部分を見抜き、そこに拠点を作る作戦を立案した。
この作戦の実行にあたり、蒙恬軍の陸仙と飛信隊の信の武力が中心となり、活路を見出す拠点作りをしていくことになる。
蒙恬の作戦 麻鉱軍の士気上昇
蒙恬は麻鉱軍の士気を上昇させる手段として、丁陽から、麻鉱が全兵士に苦しい時にかけていた言葉を教えてもらう。その言葉は、「立って 戦え」という二言であった。
この言葉を知った蒙恬は、「“麻鉱様から「立って 戦え」という伝言がある”」と告げるよう麻鉱軍すべての兵に指示をした。
この作戦を実行すると、たちまち麻鉱軍の士気は上昇して盛り返し始めた。
そして、これから反撃開始というところで、533話は終了。
キングダム533話の感想
この回はすっかり、蒙恬無双モードの状態ですね。
すっかり河了貂はすっかり諦めモードなのが非常に残念に思えてしまった。
これは、蒙恬の絶対に困難な状況を打開する逆境力を鮮明に描くためにダシに使われてることがわかる。つまり、軍師としてもめちゃくちゃ優秀なところを読者に印象付けさせて、将軍に仕立て上げる気がする。
それから、今の状況と似た展開が山陽の戦いだ。輪虎を倒したのは実際は信なのだが、蒙恬の作戦のお膳立てがあってこそで、今回も似たような展開が来そうな気がする。
蒙恬と陸仙が潰れ役になって、信が仕留めるような展開が今後あるかもしれない。
キングダム534話の展開予想
左軍の状況
蒙恬が中心となり、左軍を立て直すという大局で話が進んでいる。
533話の最後の方に、紀彗が左軍の反撃の気配を察知している描写もあり、何かしら対抗策を見せてくるはずだ。大局では、蒙恬 VS 紀彗 の知力バトルの描写があると面白い。 また、一騎打ちではもうそろそろ、馬呈と戦う流れもありそうだ。
李牧の動き(前回と変わらず)
一旦、左軍へ奇襲をかけた総大将の李牧は一旦、中央軍に戻ると予想。
また、頃合いを見て、左軍、中央軍、右軍へ増援するだろう。
王翦の動き(前回と変わらず)
李牧が、「これまで私が動くことを想定できていなかった人に負けたことがない」と言っていたが、王翦は李牧の急襲という事態を想定していたのではないかと思う。そうすると、相手の中央軍が手薄になった状況で攻撃を仕掛けるという描写ももうそろそろあるのではないかと思う。
何れにしても、想定の範囲内と考えた戦術をとってくるのだと想像している。
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