*キングダムより
キングダムの作中、騰は王騎の副官として知られ、
作中では、大将軍の地位として活躍し、知力、武力ともに王騎級だと表現をしている。
この騰であるが史実によると、秦が戦国七雄の1つ韓を滅ぼすことになる。
その背景や流れを確認し、キングダムの今後の流れを考察していきたい。
史実から騰が韓を滅ぼす説
史実では韓を攻め滅ぼす秦
まず、史実における流れを説明していく。当時の韓は、秦の属国として存在しており、秦の方が立場が上であった。
そのような中で、中華統一を図る政は韓に侵攻していくことになる。
和睦のため韓非を使者として秦に送る韓
史実では、秦の猛攻に対し、当時韓非を気に入っていた政に対し、
和睦を申し入れるために、文官韓非を使者として秦に送り込むことになる。
李斯が韓非を自さつに追い込む
次に、秦のもとにやってきた韓非であるが、それに対し李斯は自身の地位を深く脅かすものだと脅威に感じた。そこで、韓非を牢屋に閉じ込め、毒をもった飲み物を渡し、自さつするように強要し、自さつを実行させた。
韓は南陽を明け渡す
韓非の和睦が失敗に終わり、猛攻を続ける秦に対し、
韓は南陽の拠点を秦に明け渡すことにした。ところが、秦は猛攻を止めることはせず、南陽の拠点に騰を配置することになる。
韓を攻め滅ぼす最後の戦い
韓を攻め滅ぼすことになる最後の戦いにおいて、
秦と韓の兵力はそれぞれ、10万(秦)VS 5万(韓)であったという。
圧倒的な軍力の違いで、当時の秦の強さが垣間見える。
以上が、騰が韓を攻め滅ぼすまでの流れであるが、
今後キングダムで描かれるであろう描写を考察したい。
キングダムでの韓制圧までの流れについての考察
李斯と韓非の舌戦
歴史的にも、韓非の結末は重要なものとして残っているため、
李斯と韓非の舌戦が繰り広げられるはずだ。
李斯の国家のあり方は、法律に基づく法治国家、
韓非の国家のあり方は、儒教に基づく儒教国家を目指している。
李斯は儒教思想をひどく嫌っているのはこのシーンでも理解できる。
キャラクター的に、李斯は昌文君が頭を下げるほどの優秀な文官で、
法律や国家のあり方に対し、とても熱い思いを持っている。
「“法”とは願い!」だと熱く語る場面は、非常に胸を熱くさせるシーンだ。
この李斯が、卑怯な手段を選択せざるをえない韓非とは?
出てくるならば、呂不韋、李牧並の強力なキャラクターであるのは間違いないだろう。
また、李斯は重要なキャラクターなので、価値を下げる手段は用いないと考えている。
南陽の戦い
韓の制圧では、南陽が重要な拠点となっている。
そのため、騰と飛信隊で、南陽の拠点制圧をする場面が描かれる可能性もある。
展開として、王騎将軍の矛で敵総大将を信が討ち取り、
その光景を見た騰は、次の時代が始まっていると目に涙を浮かべて語る場面があると胸が熱くなるはずだ。
韓最後の戦い
もしかすると、南陽の拠点制圧は、趙との戦いで同時並行で進んでいる可能性があり、
韓非や南陽の戦いでいきなり、韓を制圧する戦いで話が進む可能性も大いにありうる。
いずれにしても、騰と飛信隊の共闘は、王騎と絡ませて胸を熱くさせる場面が目に浮かぶだろう。
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