*QUOINEX(コインエクスチェンジ)は、2018年9月5日にサービス名をLiquid by Quoine(リキッドバイコイン)に変わりました。
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こんにちは、仮想通貨全力投資中のちびくじら(@chibikujira_777 )です。
仮想通貨をこれから始めようとしている人の中には
・Liquid by Quoine(リキッドバイコイン)って実際のところどうなの?
と疑問に思っている人がいるかと思います。
そこで、このページでは、
▶今から仮想通貨投資を始めようとLiquid by QUOINEを検討している人
▶Liquid by Quoine(リキッドバイコイン)の評判について確認したい人
に向けて、
▶Liquid by Quoineであった旧アドレス送金ミスの対応がエグかった件
について、上場企業で社内SEをしていた管理人が初心者の方でもわかりやすく説明していきます。
*Liquid by Quoineはリスクがあるので管理人は別の取引所を使いますね。オススメは手数料が2019年1月4日まで無料なbitbank(ビットバンク)です。
- Liquid by Quoine(リキッドバイコイン)の旧アドレス送金ミス対応がエグかった件(結論)
- Liquid by Quoine(リキッドバイコイン)の旧アドレス送金ミス対応の時系列
- bitbankの旧アドレス送金の対応について
- Liquid by Quoine(リキッドバイコイン)は安心して使えるのか?
Liquid by Quoine(リキッドバイコイン)の旧アドレス送金ミス対応がエグかった件(結論)
2018年8月8日頃までに、旧アドレスの送金ミスがQUOINEアプリを使ってXRPの旧アドレスに送金をしたところ、送金がご送金扱いにされるという事象がありました。
このときサポートでは、
- 8月7日まで:XRP旧アドレスへの送信は誤送金扱いにするという回答
- 8月8日:XRPの旧アドレスへの送金は補償する旨のメール送信をする
という流れでした。
ぶっちゃけ、この事件が起きてからLiquid by Quoineとアプリは正直使えないですし、ユーザー周知が徹底できない技術力の低い会社だと残念に思いました。
当時の状況について、ツイッターで問い合わせをもらったので、そのときの状況と合わせて確認をしていきたいと思います。
Liquid by Quoine(リキッドバイコイン)の旧アドレス送金ミス対応の時系列
2018年5月21日にXRP入金アドレスを変更
コインチェックの事件が起きてから、bitbankも含めてコールドウォレットでの管理が徹底されて、Liquid by Quoine社でも2018年5月21日にXRPの入金アドレスが変更になりました。これから事件が起こるわけですね。
XRP旧入金アドレスへの誤送金が多発
QUOINEXのアプリ版を利用していた人は、XRPを送金のアドレスの送金先に旧アドレスを登録している人が相当数いて、その人達が従来どおりにXRPを送金したところ、旧アドレスに送ったらいけないということを知らずに送り、誤送金となりました。
その顧客がサポートに「アプリから送ったけど、どうして送金できないの?」と質問をしたところ、サポートでは「こっちはメールを送っているけど見てないの?今回の件は誤送金として扱っています。」という問題が起きていました。
SIer時代の同期や先輩に金融系のSEがいますが、今回の件について聞くと、そろって「ありえない!」とした回答をしています。
管理人が注意喚起をしていたツイートに、サポートが対応してくれなかったというツイートが届いたときは、「こんな会社があるんだな…」と残念に感じましたね。
QUOINEXアプリを使ってXRPの旧アドレスに送金しても反映されない事象発生中。新アドレスに送金するようにしましょう!注意です! #XRP #Ripple #リップル #IYRK
— ちびくじら🇪🇺@仮想通貨&FX (@chibikujira_777) 2018年6月26日
反映されないどころか、5000USDに満たない旧アドレスへの送金はGOX宣言来ました…
— しーしゃ (@sheesha_bch_wav) 2018年8月7日
問い合わせたところ、確認中とのことだったのですが、本日急に誤送金扱いにするというGOX宣告を受けました…
私はアプリしか使っていなかったので、表示されている送金アドレスに送金しただけなのに誤送金にされてGOXという酷い流れです— しーしゃ (@sheesha_bch_wav) 2018年8月7日
なかなかキツイですねー… なんとも言えないです。力になれなくて申し訳ないです。
— ちびくじら🇪🇺@仮想通貨&FX (@chibikujira_777) 2018年8月7日
2018年6月27日・8月8日にXRP旧アドレスの補償メールの送信
そうして、お問い合わせが多く続いていたので、
- 2018年6月27日
- 2018年8月8日
にXRP旧アドレスの補償メールについて届きましたね。
上の方で相談をされていた方も無事に帰ってくるというようで安心をしました。
確認致しました。
無事帰ってくるようで一安心です!— しーしゃ (@sheesha_bch_wav) 2018年8月8日
bitbankの旧アドレス送金の対応について
旧アドレスの送金対応については、bitbankも同じ対応をしていたので3月頃に確認をしたところ、次のような明確な回答をいただくことに。
お問い合わせ頂きまして誠に有難うございます。
ビットバンクサポートチームです。
今現在は旧アドレスへのご入金が可能でございます。
ログイン後下記URLをご参照くださいませ。
https://bitbank.cc/app/account/xrp
変更完了後は、旧アドレスへのご送金はおやめ頂けますと幸いでございます。
変更完了となりましたら、お知らせいたします。
今後とも何卒宜しくお願い致します。
少なくとも、旧アドレスから新アドレスへ変更による影響範囲について知っているかのような対応。
Liquid by Quoine(リキッドバイコイン)は安心して使えるのか?
正直、今回の事件を第三者として見ていると、仮想通貨の取引所からの情報を常日頃から追えない人はLiquid by Quoineは安心して使えないですよね。
今回の件は、
- Liquid by Quoineがアドレス変更を100%周知させる仕組みを作れなかった
- 顧客もテスト送金をしなかった
という双方に落ち度がありますよね。常日頃から情報を追えない人はGOXするリスクがあるので使えないです。
また、結果的にXRPの旧アドレスに送っていた人は返金になりましたが、その間の疲労は相当なもの。自分がその被害にあっていたら、やっぱり怖くてLiquid by Quoineは使いにくいですよね。
今回の問題が起きた原因を考えると、勝手な想像ですが、Liquid by Quoineは柏森社長がワンマンで現場が疲労してる気がします。今回の問題は防ごうと思えば防げた問題。それができなかったということは、その問題に対処するだけのリソース(工数)を確保できていなかった。だから、ちょっと考えておけば防げた問題が大きな問題となった。という流れかなと。システム会社でも、あるあるな話。不十分な検証からの納品。そして障害発生。みたいなパターン。
ガチな話をすると、ぶっちゃけ顧客は名前がQUOINEXからLiquid by Quoineに変わったかどうかが問題ではなくて、「安心で使えるかどうか?」が重要なんですよね。今回の問題は本末転倒。というわけで、Liquid by Quoineを利用したい人は、取引所の不十分な対応が自己責任として扱われるというリスクがあるので注意をしましょう。
*Liquid by Quoineはリスクがあるので管理人は別の取引所を使います。オススメは手数料が2019年1月4日まで無料なbitbank(ビットバンク)です。
*Liquid by Quoine(リキッドバイコイン)の登録を検討している人はコチラ