こんにちは、仮想通貨投資中のちびくじらです。
仮想通貨に投資をしている人の中で、
仮想通貨Tether(USDT / テザー)ってなに?
という方がいらっしゃるかと思います。
そこで、こちらのページでは、
▶Tether(テザー)について知りたい人
に向けて、
▶Tetherの5つの特徴
▶Tether問題について
▶Tetherのチャート
▶Tetherの将来性
▶Tetherの2018年のロードマップ
▶Tetherのどこよりもオトクな買い方
について情報をまとめました。Tether(テザー)の購入を検討している方は参考にしてみてください。初心者の方でも分かりやすく説明をしています。
*TetherはBINANCEで購入できます。登録と購入手順は以下の記事を参考にしてください。
- Tether(USDT/テザー)の5つの特徴
- Tether(テザー)問題について
- Tether(USDT/テザー)のチャート
- Tether(USDT/テザー)の将来性
- Tether(USDT/テザー)の買い方
- BINANCE(バイナンス)へのオトクな送金方法
- Tether(USDT/テザー)の情報まとめ
Tether(USDT/テザー)の5つの特徴
Tetherの特徴は次の5つです。
- 1USDT = 1USDの価格のペッグ通貨
- Tetherの英訳はつなぎなわ
- Tether Limited社が運営(中央集権型の仮想通貨)
- Proof of Reservesという独自システムで通貨を発行
- カウンターパーティーリスクがある
それぞれ説明をしていきます。
1USDT = 1USDの価格のペッグ通貨
まず、1USDTは、ほぼ1USDの価格の仮想通貨のペッグ通貨です。「ペッグ」の意味は”固定する”、”安定させる”という意味をもち、ペッグ通貨とは別名”固定相場制”を意味します。そのため、1USDT=1USD(ほぼ)です。
この理由は、管理人の推測ですが、普段からUSDを使用している人たちのために、取り引きをしやすいようにUSDTを導入したという流れだと思います。トレーダー・投資家が取り引きをするときにBTC建は難しいですが、USDT建てでは、直感的に理解が速いためだと推測できますよね。
Tetherの英訳はつなぎなわ
また、”Tether”の英訳は「つなぎなわ」です。つまり、仮想通貨のUSDTと、現実世界のドルをTetherで結びつけるということになります。ロゴも輪っかがあって、それがつなぎなわ(Tether)ということなんですね。
Tether Limited社が運営(中央集権型の仮想通貨)
このTetherですが、Tether Limited社が運営しています。この会社が通貨の発行量を決めるという流れになっています。そのため、他の仮想通貨は通貨の発行に関しては分散型で管理されていますが、このTetherに関しては中央集権型と言われています。
Proof of Reservesという独自システムで通貨を発行
また、このTetherの通貨発行システムは独自のProof of Reservesという形で発行されます。その方法は、次の通りです。
▶顧客がUSDをTether社に預けると、その預けお金の量に従ってUSDTが発行されます。
▶その後、顧客がTether社にUSDTを入金するとその分だけUSD(法定通貨)を引き出すことができます。
後で詳しく説明をしますが、このProof of Reservesというシステムを悪用して、「顧客の金でビットコインを買って、BTCの価格を釣り上げていたんじゃね?」という疑惑がテザー疑惑ですね。
カウンターパーティーリスクがある
USDTですが、カウンターパーティーリスクがあります。カウンターパーティーリスクは金融用語で簡単に説明をすると、その預け先が倒産してしまうと、その損失を受けるリスクですね。例えば、BINANCEが独自に発行するBNBも、BINANCEが倒産すると価値がなくなるためカウンターパーティーリスクはあります。
このUSDTですが、Tether Limited社は多額の現金(ドル)を顧客から預かっています。もし、将来ハッキングによりUSDTを盗まれたり、業務上横領で多額のドルを盗む人がいたりしたときに、Tetherの信用がなくなるリスクがあります。また、USDTがつぶれたときは、USDTの価値が0円になってしまう恐れもあります。中央集権型ゆえの問題ですよね。
Tether(テザー)問題について
2018年の2月頃、Tether(テザー)問題が起こり、コインチェックのハッキング事件と伴に大きく市場が急落することがありました。それは、Tetherが、保管するべきUSDTをビットコインの購入に回しており、仮想通貨取引所のビットフィネックス(Bitfinex)と共謀していると話がありました。
これにより、ビットコインの価格が不当につりあげられていると指摘がありました。そこで、米国商品先物取引委員会が事情聴取を行いました。
結果は、こちらのツイートが参考になりますね。
仮想通貨の公聴会まとめ2
・コインチェックなど取引所のハッキング問題盗まれたコインは回収できるのか? A.できないよ
・テザー関連はとくに言及なし
・ETFは現状否定したものの、公聴会で好意的になれば実現可能性も示唆 。
・キムチプレミアム発言
・マネロン問題どうする?— XRPハットリ君 (@XRPhattori) February 6, 2018
結局、Tether問題への言及はありませんでしたね。現状、真相についてははっきりしていませんね。しっくりこない状況で取引が進んでいるという状況ですよね。
Tether(USDT/テザー)のチャート
*CoinFiより(2017/4/22〜2018/4/22までの全期間チャート)
上の図はTetherのチャートです。価格はドルがポイントになります。
また、取り引き高については、以下の2つがポイントです。
- 最高の取引高(2018/1/29)= 5591万ドル(約60億円)
- 最近の取引高(2018/4/21)=3.8万億円(約4億円)
1/29のテザー問題で取扱高が多いですよね。また、取引高は全盛期の9%近くまで下落しています。ただし、今後はトレンドが変わってきているため上昇するかもしれませんね。
Tether(USDT/テザー)の将来性
Tether(USDT / テザー)の将来性について説明をすると、将来の価格は固定されているので価格の面で将来性はありませんが、USDT建ての通貨が広がると、ドルベースでの取引が広がり市場が拡大しますよね。というのも、アメリカ人やその他機関投資家で、ドルベースで取り引きをしたい人に向けては、Tetherは良いですよね。
2018年に入り、BINANCEでは、BTCをUSDTで購入できるようになりましたしね。今後USDT建ての取引所が増えてくるかもしれませんね。また、将来的に、JPYの日本版もできると面白そうですよね。
*Tetherの取り扱い高(*COFIより)
Tether(USDT/テザー)の買い方
*TetherはBINANCEで購入できます。登録と購入手順は以下の記事を参考にしてください。
BINANCE(バイナンス)へのオトクな送金方法
BINANCEへはbitbank(ビットバンク)でXRPを手数料無料で購入して送金をすると、送金手数料が数十円と格安で送金できます。これは、ビットコイン・イーサリアムよりもはるかに安いです。
そのため、BINANCE銘柄を買う場合は、あわせてbitbankを利用した方が良いです。
Tether(USDT/テザー)の情報まとめ
以上、Tetherについて情報をまとめてきましたが、Tetherの将来性・構想は凄まじいですよね。海外では人気が広まっています。今後は、運営がどうサービスを展開していくことができるかが注目です!こちらのページは、Tetherの状況が変化しましたら都度更新をしていきます!
また、以下にBINANCEの人気銘柄の情報をまとめています。あわせて確認してみてください。
EOS(イオス):次世代分散型OS・ライトコイン超えの時価総額5位
ADA(エイダ):オンラインカジノ関連・時価総額7位
XLM(ステラ):個人間の国際送金・時価総額8位
IOTA(アイオタ):IoT×ブロックチェーン・時価総額9位
TRX(トロン):メディアのチップ機能に期待・時価総額10位
ZIL(ジリカ):高速トランザクション処理で話題・時価総額37位
WPR:エストニアの次世代エネルギートークン・時価総額200位