こんにちは、ヤミ金ちびくじらくんです。
最近は、キングダムの記事を中心に書いていましたが、別のサイトに移す予定です。これからは、お金で苦労をしてきた過去の体験談も書いていきたいと思います。
お金の話は、生々しいので人によっては好き嫌いがある話題なんですけど、書いていこうかなと考えています。
まずは、ヤクザから車を担保にお金を借りた件から話していきます。
このページは、
▶ 車を担保にお金を借りることを検討している人
に向けて、
▶ 車を担保にお金を借りるときの注意点や意見
について生々しく書いていきますので、参考にしてもらえるとうれしいです。
ヤクザから車を担保にお金を借りた体験談
お金を借りるに至る経緯
ここの詳しい経緯については、今度別ページでじっくり書いていく。
ここではざっくりとした経緯の説明を。
当時、2009年頃、リーマンショックが起きたあと。
父親は会社を経営していて、某外資系保険会社の代理店をしていて、合計3店舗あった。当時、事業拡大のために、1500万円の融資をしてもらって、店舗や広告を増やして拡大をしていた父親の会社は、色んな理由から貸し剥がしにあった。
貸し剥がしの内容は、月に200〜300万円あった保険料収入が差し押さえられて、0円になるからだ。そうして、父親の会社の資金繰りが急激に悪化していくことになる。
親戚に頭をさげてお金を借りることになるのだが、それでも足りない部分については自分たちで対応していかないといけない。
自分も、大学時代に、パチンコのバイトを月に22~25日、休みの日には結婚式の配膳人のバイトを4日入れて、月に23~25万円稼いで、更に、月々9万5千円の奨学金を会社運営のためにお金を入れていた。生活費を引くと、大体25~30万くらい仕送りをしていた時期もある。大学は関東だったが、大学に格安の寮があったため、東京で働いていた。
それでもお金が足りない状況なので、色んな手で資金繰りの対策をしていくことになる。次に具体的な例をあげていく。
クレジットカード
父親はカード限度額一杯まで借金をしている状態。当時、自分はTACで支払っていた公認会計士試験の70万円と自動車学校の借金が30万円あり、残り10万円のところで支払えなくなってしまい、19才ときに、ブラックとなってしまっていて借りることができなかった。
質屋
物販のビジネスで仕入れた金目のものは全て質屋に入れていた。もちろん、質流れになった商品もたくさんある。福岡に住んでいたので、高山質屋をよく使っていた。自分も何十回も利息の支払いに行っていた。
父親は資金繰りから、死んだ母親の形見のブレスレットも質屋にいれていた状況だった。人によっては軽蔑するかもしれないが、キャッシュフローが悪化するとめちゃくちゃキツい。
日掛け金融
*Amazon.co.jpより
この日掛け金融も並行してやっていた。今の日本では、日掛け金融というのは、規制で少なくなっているが、100万円借りて、毎日1万円をポストの封筒の中にいれて、合計150万円を返済するというもの。いわゆる、闇金の一歩手前というかそんな感じ。ポストに1万円を入れ忘れていると電話がかかってきていた。
父親が100万円を借りるときに居合わせたのだが、金融屋の人は23才と、めちゃくちゃ若いんだけど、ガタイもよくて、ハキハキしゃべって契約書の中身を書いていく姿が、当時19才ながらにスゴいなと感じていたのを覚えている。
また、父が世間話をするなかで、「お客さんの中には、死んだ人もいるので大変ですよね。」と23才の人が語っていたのが、すごい環境なんだなと思う。そういう世界もあるのだなと。
車を担保にお金を借りた体験談
経緯
国道を走っていると、大きな看板があって”車で融資します”という広告をよく見かけていたので、1つの資金繰りの手段として対応することを知っていた。
車を担保にお金を借りる手続き
そうして、資金繰りもとうとう悪化していく中で、ついに車を担保にお金を借りることになっていく。当然車をそこに置いていくことになるために、父親と自分でそれぞれ車を運転して、お金を借りに行くことになる。
到着すると、黒いシャツ、金のネックレス、サングラスをかけた、ヤクザの人が契約を担当していた。
当時、担保にする車は、日産のマーチで、普通に買うと新車で100万円前後だったと思う。そうして、お金を借りるときは10万円。そこからさらに、駐車場代ということで1万5千円が差し引かれ、手元に残るのは8万5千円だ。
この、1万5千円が差し引かれると聞いたときの、父親が言った、「えっ!?」という言葉は今でも覚えている。本当に悔しかったのだと思う。金が無いと足元を見られるのだなと勉強になった。
手元に残ったお金は、その中から予定していた支払いにあてることになっていった。
あまり関わるとよくないということで、すぐにお金を工面して、車を担保にしていた車を取り戻すことになる。
車を売却してもよいと考えているなら、査定サイトを使おう
車を担保にして借金の返済ができない場合は、金融屋に車を取られちゃうことになるので、もし、売却してもよいと考えているならば、査定比較.comという比較サイトを使って、高く売却できる会社を探した方が良い。それだけで、数十万円は変わってくるからだ。
ここまで来ると債務整理も検討した方が良い
こういった状態になると、改めてキツいことがわかる。なぜかというと、車は仕事道具を預けてしまうという状況だとすると、そうとう仕事や生活がうまくいっていない。人によっては、次にお金を生み出す手段がなくなってしまうからだ。
正直、資金繰りがきつい状態で、キャッシュフローがめちゃくちゃな状況だと、
精神的に消耗するし、肉体的、精神的に病気になったらアウトになっちゃう。
子供にも負担をかけてる人がいるのなら、改めて考えてみて欲しい。
例えば、債務整理の相談をしたり、事業を畳んで他の仕事を探すことかなと。
事業者の中には事業が失敗しても、諦めきれずに続けてしまいズルズルと泥沼にハマっていき、そうして家族がグチャグチャになる。
管理人の母親は大学1年のときに、お金のストレスでクモ膜下出血になって夏に死んでしまった…毎年、入道雲が空いっぱいに広がる夏になると悲しくなる…
車を担保にお金を借りるというのは危険な状況なので、最悪のケースを想定して動いていってほしい。
今お金に困っているのであれば、借金の無料相談が匿名でできるサイトがあるので利用してもいいかもしれない。匿名で借金の相談ができる弁護士のサイト