こんにちは、仮想通貨投資中のちびくじらです。
仮想通貨に投資をしている人の中で、
仮想通貨Sコインってなに?
という方がいらっしゃるかと思います。
そこで、こちらのページでは、
▶Sコインについて知りたい人
に向けて、
▶Sコインの7つの特徴
▶Sコインのチャート
▶Sコインの将来性
▶Sコイン問題点について
▶Sコインの買い方
について情報をまとめました。今後、Sコインの購入を検討している方は参考にしてみてください。初心者の方でも分かりやすく説明をしています。
*SコインはSBIバーチャル・カレンシーズで購入できるようになります。SBI VCの詳しい説明は次の記事を参考にしてください。
Sコインの7つの特徴
*引用:http://www.sbigroup.co.jp/news/2017/0928_10815.html
Sコインの特徴は次の7つです。予想も含めてそれぞれ説明をしていきます。
- 日常の生活に溶け込んだ仮想通貨
- お金を支払うコストがなくなる(フリクションレスペイメント)
- 生体認証により支払いも将来できる
- SBIグループが運営(中央集権型の仮想通貨)
- カウンターパーティーリスクがある(予想)
- 1Sコイン = 1円の価格のペッグ通貨(予想)
- Proof of Reservesという独自システムで通貨を発行(予想)
日常の生活に溶け込んだ仮想通貨
*引用:http://www.sbigroup.co.jp/news/2017/0928_10815.html
まず、上の図を見てもらうと分かりやすいかと思いますが、SBIグループが提供する「Sコイン」は、新しい決済手段(プラットフォーム)としての利用が計画されています。
将来的には、SUICA・PASMO・nanacoなどの電子マネーをSコインに変えたり、地方自治体が発行する地域の商品券をSコインに変えたりできます。
このSコインができる背景には政府がキャッシュレス化を推し進めているということも関係しています。政府は、2027年までにアメリカ並のキャッシュレス化を目指しています。そのため、政府としてもこのSコインは応援していくと考えています。
お金を支払うコストがなくなる(フリクションレスペイメント)
次に、このSコインを利用することで、
- 財布不要
- 小銭不要
- カード不要
というメリットがあります。財布を持っていない手ぶらな状態でも、日常生活に不便なく生活をすることができるようになります。支払い(決済)時に、財布・カードが必要ではなくなるため、財布の紛失がなくなったり、支払いのスピードが上がるという利便性もあります。
お店側としても、
- 即時入金される
- 現金管理不要
- 強盗(盗難)リスク減少
ということで、メリットがあります。現金の管理コストの削減が大きいですよね。
生体認証により支払いも将来できる
また、将来は生体認証が導入されていきます。生体認証は、事前に指紋または静脈の位置を記録しておき、支払い時に手をかざすことで本人認証をして決済ができるようになることが近い将来期待されています。映画やアニメで見るような世界がもうすぐそこに来ていることになりますよね。
SBIグループが運営(中央集権型の仮想通貨)
このSコインですが、SBI バーチャルカレンシーズを運営するSBIグループ社が運営をします。つまり、SBIグループが通貨の発行量を決めるという流れになっています。そのため、他の仮想通貨は通貨の発行に関しては分散型で管理されていますが、このSコインに関しては中央集権型になるかと思います。
カウンターパーティーリスクがある(予想)
Sコインは、カウンターパーティーリスクがあります。カウンターパーティーリスクは金融用語で簡単に説明をすると、その預け先が倒産してしまうと、その損失を受けるリスクですね。例えば、BINANCEが独自に発行するBNBも、BINANCEが倒産すると価値がなくなるためカウンターパーティーリスクはあります。
というのも、このSコインですが、SBI グループが利用する人たちから多額の現金(円)を預かります。もし、将来ハッキングによりSコインが盗まれたり、業務上横領で多額のSコインが盗まれたりしたときに、Sコインの信用がなくなるリスクがあります。また、SBIグループがつぶれたときは、Sコインの価値が0円になってしまう恐れもあります。中央集権型ゆえの問題ですよね。
Proof of Reservesという独自システムで通貨を発行(予想)
また、このSコインの通貨発行システムは独自のProof of Reservesという形で発行されることを予想しています。その方法は、次の通りです。
①顧客が円をSBI グループに預けると、その預けたお金の量に従ってSコインが発行されます。
②その後、顧客がSBIグループ社にSコインを入金するとその分だけ日本円(法定通貨)を引き出すことができます。
おそらく、このような仕組みで運営されていくことが予想されます。
Sコインの将来性
Sコインの将来性について説明をすると、 SBIグループの狙いとしては次の3点がポイントになるかと予想しています。
- 仮想通貨の決済プラットフォームからの収入を得ること
- 決済プラットフォーム上で新しいサービスを作ること
- 仮想通貨を浸透させてXRPの価値を向上させること
仮想通貨の決済プラットフォームからの収入を得ること
簡単に説明をすると、まずは日本にSコインのプラットフォームを浸透させて、みんながSコインを使用するようにして、端末機の設置費用や端末機を設置しているお店から手数料を売り上げて収入を得ることができます。
マイナス金利の影響で、銀行の経営が苦しくなっている状況でこの新しいビジネスが銀行の新たな収益モデルになる可能性もあります。
決済プラットフォーム上で新しいサービスを作ること
また、この決済プラットフォームを作り上げることで、SBIグループの中で連携して新しいビジネス(仕組み)を作ることもできます。
例えば、SBI証券・SBI FXでSコインを利用するということもできるかもしれませんし、相場で儲けたお金をSコインで貰うということもできるようになりますよね。という形で既存のグループ会社で新しい付加価値のあるビジネスを作ることができます。
仮想通貨を浸透させてリップル社の価値を向上させること
また、SBIグループはリップル社の10%の株式を保有しているという恐ろしい企業です。つまり、仮想通貨が浸透することでよりリップル社の地位・XRPの価格もあがることが期待されます。そのため、「Sコインを流通させること=XRPが広まること(価格が上がること)」にもつながってきます。
こういった3つの点から、Sコインは将来性があると考えています。
BINANCEに上場する可能性
現状、日本はまだ規制があるのでどうなるかは分かりませんが、BINANCEにTether(=1USDT)が上場しているように、BINANCEにSコインが上場する可能性もあります。そうなると、より日本人が海外の取引所で取り引きをしやすくなるかと思います。可能性としてはゼロではないです。
Sコインの問題点
もし、決済手段としてSコインを利用するのであれば、大きく価格が変動すると利用者と決済者側も混乱します。そのため、どうやって価格を安定させるのか?が普及をさせていく上で問題になります。この点は、Tetherと同じペッグ通貨とすると決めてしまえば大丈夫です。
Sコインの買い方
*SコインはSBIバーチャル・カレンシーズで購入できるようになるかと思います。SBIバーチャル・カレンシーズについては以下の記事を参考にしてください。
Sコインのチャート
*更新予定
Sコインの情報まとめ
以上、Sコインについて情報をまとめてきましたが、Sコインの将来性・構想は凄まじいですよね。今後は、SBI グループがどうサービスを開始していくことができるかが注目です!こちらのページは、Sコインの状況が変化しましたら都度更新をしていきます!
また、以下にSBIグループが投資をしているRipple(XRP)についての情報をまとめています。合わせて確認してみてください。